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雪洞

カテゴリー:飲食店

場所:余市郡余市町黒川町7-23

竣工:2025年8月


余市駅から徒歩2分のテナントスペースに、余市ワインに合う地元食材を使ったラーメンを提供するラーメン店の設計・施工を行いました。

余市の新鮮な食材にこだわるラーメンと、特産品であるワインに寄り添う空間となるよう、上品で洗練された雰囲気をイメージ。

素材感のバランスや照度を意識し、落ち着きのあるデザインとしています。


メインカウンターと透け感のある暖簾が印象的な構成としながらも、既存建物の仕上げや構造との調和を大切にし、蘭越町の工場から仕入れた古材を採用。

あえて加工を施さず継手や墨を残したまま暖簾まわりの梁や柱、待合ベンチに使用、その他さまざまな場所に古材を取り入れることで、空間全体に味わいのあるアクセントを与えています。


メインカウンターは、腰壁に古材を用いた造作仕上げ。

天板には多彩な表情を持つオルトレマテリア塗装を採用し、あえて粗さを残したテクスチャとしました。

座って正面に見える壁面には、塗り壁のようなざらりとした質感が特徴のアクリルスキンを使用し、カウンター席全体で素材の表情を感じられる空間としています。

チェアには、一般的なラーメン店のイメージとは一線を画す、座り心地を重視したアーム付きチェアをセレクト。

ナチュラルな木の色が空間にやさしく馴染みます。

暖簾は圧迫感の出ない透け感のある素材をサンプルから選定し、やや照度を落とした店内と相まって、洗練されたカウンター席の表情を演出しています。


テーブル席のスペースは、少し低めのアーチ状入口によって特別感を演出。

天井にはスリットを入れることで圧迫感を軽減し、居心地のよい空間としました。

テーブル天板にも古材を使用し、カウンター席との統一感を持たせています。


また、入口すぐのスペースを活かし、麺を茹でる工程が見える調理場として計画。

開口部のある壁面にも古材の板張りを施し、空間に自然と馴染みながら、来店客の目を楽しませる演出の場となっています。











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